番外編3日目: 剣淵町 → 三笠市
07:30 道の駅けんぶち 出発
15:00 道の駅三笠 到着
14651歩
昨晩、晩飯の準備などをしていると、川口ナンバーのキャンピングカーのオッチャンが話しかけてきた。
「夜は冷えるから、寝袋にでも張りな。」
と、ホッカイロを2つくれた。
この時期にホッカイロを見るとは。
でも、稚内でも必要なかったぜ、オッチャン!
今日の朝飯は、天塩の時同様、京都夫婦の奥様が作ってくださった。
「大したものはないけど。」
とは言うけど、しっかり朝飯ですよ。
あったまるわー。
ありがとう、そしてごちそうさまでした。
準備を終えて道の駅の前に立つ。
「よし来い!」
と、意気込んですぐ、道の駅へトイレに来ていたオジサンが声をかけてくれた。
あざっす。
隣町に住む方で、親父さんが入院している永山あたりまでなら、ということなので乗っけてもらうことに。
途中、塩狩の駅に寄ってくれ、当麻の道の駅まで送ってくれた。
当麻の道の駅前でも、一瞬で車が止まってくれた。
信号1回分くらいしか待ってないかも。
工事関係のオッチャンで、会社に行く途中までならと。
乗せていただいておいて言うのもなんだが、これがちょっと中途半端な位置だった。
下ろしてもらったのは、旭川の街の手前の男山の工場前。
ついでなので男山を見学し、水を補給。
旭川駅よりもかなり手前だけど、市街地なので交通量は多いが、近所に用事がある車が多い。
何より、道端に立っていても看板、植木、建物など視覚情報が多いので人間が目立ちにくい。
しゃーなしやで、歩いたるわ。
10kmくらい歩いたのかな。
富良野街道とも合流し、12号線がメインとなるところまで来た。
セブンで昼飯をすませ、セブン前のトヨタ寄りの所でポーズをとる。
12時16分。
時々、札幌ナンバーの車も来るが、止まる気配はない。
ドライバーを覗き込んでみるが、無表情の人が多い。
幾人かは「すみません」みたいな口の形を作っている。
12時24分。
白プリウスがセブンに入った。
ただの客と思っていたら、駐車せずにこちらに向かってくる。
滝川までならということなので、急いで乗り込んだ。
滝川に家があるが、旭川に単身赴任中で、滝川に戻るところらしい。
かつて自分も北海道を回った際にお世話になったので、そのお返しと思って止まってくれたみたい。
昨日初めてヒッチハイクをした、と話すと、
「だから下手くそだったんだな。」
と言われた。
彼曰く、立ち位置が交差点に近過ぎたらしい。
自分としては、セブンに入ってきたお客さんからも声をかけられやすい位置かなと思ってたし、けっこう離れていたつもりだが、トヨタあたりまで行った方が、曲がってきた車にも見えやすいんだとか。
車中でいろんな話をして、こちらが急いでいないことを知ると、今年の夏の甲子園に出場する滝川西高校まで行ってくれた。
さらに、家に寄った後、三笠の道の駅まで送ってくれた。
ホント助かりました!
ここまで来れば、明日朝、電車に乗れば待ち合わせ時間に間に合う。
札駅に8時。
風呂もあるし、本日の泊まり場は道の駅三笠。
2回目だな。
お盆休みなので人がすごい。
太古の湯は日曜、祝日は750円と高い。
今回の旅のヒッチハイクはこれで終わり。
お盆休みは友人と道東車旅行で、あとは18切符と青函フェリーで帰る。
8/26の友人の結婚式にはなんとか間に合いそうだ。
実は、東京を出るくらいの頃は、間に合わないかもしれないと思ってけっこう焦っていた。