100日目: 六戸町 → 野辺地町
06:30 道の駅ろくのへ 出発
18:51 十符ヶ浦海水浴場 到着
60078歩(total 4575165歩)
本日の道程は、国道45号線の終点まで行き、あとは国道4号線、国道279号線で野辺地まで。
仙台に起点がある45号が終点を迎える。
道の駅ろくのへから数km。
4号の661km地点と合流する45号の仙台からの距離は439km。
4号をまっすぐ北上するのに比べて、130kmくらい遠回りしたことになる。
長かった。
被災地がやっぱり印象に残っていて、旧野蒜駅と志津川のさんさん商店街の写真展が特に。
あとは、工事の印象が強い。
どこにいっても工事で、寿命が縮まるくらいダンプの横を歩いた。
45号に入らなければ、トグロの兄ちゃんとも再会しなかったし、45号を通って良かったな。
いつかまた通るだろうか?
次は、工事が終わった新しい町を見て回りたい。
4号を北上していると、やっぱりあった、一里塚。
あるだけで、ありがたやー、って感じ。
道の駅しちのへは産直が立派で、いろんな種類のトマトがあったので、トマトの王様とブルーベリーを。
歩いていると空自の訓練機が飛んでいた。
戦闘機好きの友人がいて、そいつを思い出しながらパチリ。
ズームがきかないし、動いているので、追っかけてるだけでいっぱいいっぱいだわ。
今日はほとんど歩道があったが、4号から279号へ入った野辺地へのアプローチ部分は無歩道。
歩道は無いのに横断歩道があるという変な作り。
今日も風呂に入れる。
若葉温泉。
380円。
温泉の外でオバチャン2人に話しかけられ、寝場所の心配をされた。
どこどこの公園は寝られるとか、あそこは夜間はトイレが閉まるとか。
腰が痛いのか、2人ともすぐにしゃがみこんで、3人で風呂屋前でたむろしている感じに井戸端会議。
オバチャン、心配ありがとう!
でもね、もう100日目なんだよ。
寝る所くらいどうにかなるさ。
本日の泊まり場は、十符ヶ浦海水浴場の海の家か何かの軒下。
でも、海水浴場のトイレはどこもまだ閉鎖中。
水場はある。
電灯は全く点いていないので、真っ暗。
海水浴場の駐車場が、すぐ上の国道沿いにあって、そこのトイレは使える。
そこの東屋は、テントを張るにはちと小さいかな。
20時頃に、海水浴場に降りてくる道から赤い光が近づいてくるのが見えた。
「ついにやられたか。」
と諦めて、暗闇の中を仁王立ちして待っていたら、建屋すぐ横の駐車場にいつのまにか車が停まっており、その車にパトカーが横付けする。
テントの10cm先くらいまで赤色灯の明かりが届くが、こちらは全く見えていないし、そもそもいるとも思っていないのだろう。
車の兄ちゃんも慣れているのか、パトカーに気付いてすぐに車を出てタバコを吸い始めた。
少し話し声が聞こえたが、あまり近付けないのでよくはわからなかったが、パトカーは15分くらいで帰っていった。
車の方はそこから30分くらい滞在し、いなくなった。
何をしに来ていたのかはよくわからないが、通報があったのか、見回りによく来るだけなのか、野宿すべき場所ではない気がする。